いい味のビンテージレザーだが袖が長い。ふと袖先に目を転じると袖には本開きの切羽仕立て。穴が開いている!これでは先端から詰める事が出来ない。そこでこのレザージャケットも「肩で袖丈」を詰めることに決まり!
レザーに本切羽!ビンテージに相応しい雰囲気だけどここからの袖詰めは穴開きの為出来ない
肩で袖詰め、は普通のスーツジャケットでも大変な手間!ましてレザーとなると普通はお手上げである
経年の劣化もあり生地がやや伸びた傾向が見られる。そこで袖繰りに接合する際は、袖くりも小さくしながら袖を取付けすることに。またミシンを高速で縫うと生地にダメージも与えるのでゆっくりと進めながら接合する技も要る。
完璧に接合された肩周辺!レザービンテージは劣化に応じて生地に細かい気配りで仕上げていくことが必要でそこには微妙な感も求められる
他では出来ないハイブランドのレザー調整や毛皮も。まずは気軽にルアーヴルに相談から!